2009年01月25日
小牛田農林の生徒さんと、バラの花びら染め体験
平成21年1月24日(土)
いつも畑に力を貸してくれている小牛田農林高校さんの指導で、バラの花びら染めが行われました。去年に引き続き今年で2度目です。
小牛田農林高の生徒さんたちは、去年の「第34回東北現代工芸美術展」の一般の部に染織二作品を出展し、入選(審査員特別賞)したという、素晴しい能力をもっているみんなです。望みの色を出すために何度も実験を重ねて、今回も教えに来てくれました。
今回はストールを染めます。お子さん2人を含む24人の参加者に対して、小牛田農林高校の生徒さん4人、先生2人で指導していただきました。
まずは赤いバラの抽出液か?黄色いバラの抽出液か?ベースをどっちの色にするか選びます。それぞれの色によって班をつくり、各班一人づつ生徒さんについてもらって、染物開始です。
バラの抽出液とアントシアニン抽出剤を混ぜ合わせたものを、鍋に入れて火にかけます。1時間ずーっと、温度計とにらめっこしながら適温の40~50℃に保ち、ひたすら揉み続けます。ムラがでないように、揉みかたも気を付けます。
段々と色がついてきました。
↑写真は黄色のバラの抽出液のもの。
この時点では黄色ではなくサーモンピンクっぽい。
揉んでいるとこんなに1時間が長いものかと思わされました。
でもその間、同じ班ひととの会話がはずみます。
*みんなの感想*
・手間暇をかけてものをつくるということが最近なくなっているけど、長い時間かけたものは愛着がわくことを実感しました。
・生徒の皆さんがとてもしっかり説明をしてくれて。自分が学生の時を思うと、高校生の時にこんなにしっかりと説明できていたかなぁ?と思わされました。
・女の方の参加者が多いけど、もっともっと男性の方が参加してくれると良いなと思います。
・今回まちなか農園の催しに参加しました。住んでいるアパートは高齢者単身で住んでいる人がどんどん増えています。なかなか人と交流もできにくくなっていたけれど、このような場に来て、すれ違っていただけの町の人とも顔なじみになれました。こんな場があると、この町で生きていくことに希望を感じられます。
*まとめ*
バラの花びら染めは、その甘美な響きとは裏腹に、忍耐と根気のいる作業でした。ちょっとづつ色合いが変化していく色。どんな色になるんだろうと、期待と不安が入り混じります。出来上がると人それぞれの違いを比べて楽しんでいました。
学校の先生方のお話からは、「生徒が地域の人と関わることで成長することができる」「農業高校を知ってもらうきっかけになる」とおっしゃっていました。生徒さんからも「交流できてとても嬉しい。まちの人から学んだことがとてもたくさんある。」と嬉しい声がありました。
逆に町の人たちも、とっても元気な生徒さんと話す中で、たくさんのパワーをもらっています。会場には笑い声が溢れていました。生徒さんのことを○○先生!と呼ぶ声が飛んでいました。そしてしっかりと説明をしている様子をみて、未来への希望を感じさせられます。
去年から継続して関わってくれている3年生の生徒さんに説明していただいたのですが、もう卒業間近ということ。寂しいところですが、卒業してからもぜひ畑に遊びに来てくださいね!
【お知らせ】
1月29日(木)~2月2日(月)に夢メッセで行われる「とうほく蘭展&バラとガーデニングフェスタ2009」に小牛田農林さんも出展します。ぜひ足を運んでみてくださいね。
いつも畑に力を貸してくれている小牛田農林高校さんの指導で、バラの花びら染めが行われました。去年に引き続き今年で2度目です。
小牛田農林高の生徒さんたちは、去年の「第34回東北現代工芸美術展」の一般の部に染織二作品を出展し、入選(審査員特別賞)したという、素晴しい能力をもっているみんなです。望みの色を出すために何度も実験を重ねて、今回も教えに来てくれました。
今回はストールを染めます。お子さん2人を含む24人の参加者に対して、小牛田農林高校の生徒さん4人、先生2人で指導していただきました。
まずは赤いバラの抽出液か?黄色いバラの抽出液か?ベースをどっちの色にするか選びます。それぞれの色によって班をつくり、各班一人づつ生徒さんについてもらって、染物開始です。
バラの抽出液とアントシアニン抽出剤を混ぜ合わせたものを、鍋に入れて火にかけます。1時間ずーっと、温度計とにらめっこしながら適温の40~50℃に保ち、ひたすら揉み続けます。ムラがでないように、揉みかたも気を付けます。
段々と色がついてきました。
↑写真は黄色のバラの抽出液のもの。
この時点では黄色ではなくサーモンピンクっぽい。
まだまだ揉み続けます。
揉んでいるとこんなに1時間が長いものかと思わされました。
でもその間、同じ班ひととの会話がはずみます。
鍋からあげて、ストールを水洗いします。
そしてそれぞれが選んだ媒染液に揉みながら漬けて、
これまた30分間揉み続けます。
これまた30分間揉み続けます。
・・・そして完成品がこちら↓
上と下のそれぞれは、同じ黄色のバラの抽出液。
でも色が見るからに違っていました。不思議!
各自帰ってから陰干しをします。
ちなみに私の作品(上記写真の上段真ん中)はこうなりました↓
(抽出液=黄色のバラ、媒染剤=アルミ)
とてもやわらかな色合いになりました。
上と下のそれぞれは、同じ黄色のバラの抽出液。
でも色が見るからに違っていました。不思議!
各自帰ってから陰干しをします。
ちなみに私の作品(上記写真の上段真ん中)はこうなりました↓
(抽出液=黄色のバラ、媒染剤=アルミ)
とてもやわらかな色合いになりました。
*みんなの感想*
・手間暇をかけてものをつくるということが最近なくなっているけど、長い時間かけたものは愛着がわくことを実感しました。
・生徒の皆さんがとてもしっかり説明をしてくれて。自分が学生の時を思うと、高校生の時にこんなにしっかりと説明できていたかなぁ?と思わされました。
・女の方の参加者が多いけど、もっともっと男性の方が参加してくれると良いなと思います。
・今回まちなか農園の催しに参加しました。住んでいるアパートは高齢者単身で住んでいる人がどんどん増えています。なかなか人と交流もできにくくなっていたけれど、このような場に来て、すれ違っていただけの町の人とも顔なじみになれました。こんな場があると、この町で生きていくことに希望を感じられます。
*まとめ*
バラの花びら染めは、その甘美な響きとは裏腹に、忍耐と根気のいる作業でした。ちょっとづつ色合いが変化していく色。どんな色になるんだろうと、期待と不安が入り混じります。出来上がると人それぞれの違いを比べて楽しんでいました。
学校の先生方のお話からは、「生徒が地域の人と関わることで成長することができる」「農業高校を知ってもらうきっかけになる」とおっしゃっていました。生徒さんからも「交流できてとても嬉しい。まちの人から学んだことがとてもたくさんある。」と嬉しい声がありました。
逆に町の人たちも、とっても元気な生徒さんと話す中で、たくさんのパワーをもらっています。会場には笑い声が溢れていました。生徒さんのことを○○先生!と呼ぶ声が飛んでいました。そしてしっかりと説明をしている様子をみて、未来への希望を感じさせられます。
去年から継続して関わってくれている3年生の生徒さんに説明していただいたのですが、もう卒業間近ということ。寂しいところですが、卒業してからもぜひ畑に遊びに来てくださいね!
【お知らせ】
1月29日(木)~2月2日(月)に夢メッセで行われる「とうほく蘭展&バラとガーデニングフェスタ2009」に小牛田農林さんも出展します。ぜひ足を運んでみてくださいね。
(Lisa)
2009年01月25日
新しい畑の形が見えてきました
年が明けても、なかなか更新できずにいました
改めて、今年も引き続きよろしくお願い申し上げます!
昨日の畑の様子です。
久しぶりに見た畑は、形が大分変わっていました。
評定河原橋側の道路から見える法面に使われていた石たちが、
畑を支える役目に変わり、引き続き活かされています。
工事は順調に進んでいます
改めて、今年も引き続きよろしくお願い申し上げます!
昨日の畑の様子です。
久しぶりに見た畑は、形が大分変わっていました。
評定河原橋側の道路から見える法面に使われていた石たちが、
畑を支える役目に変わり、引き続き活かされています。
工事は順調に進んでいます
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