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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2008年11月03日

採れたて野菜と新そばがおいしい!蕎麦キッチン ぶれのわ

ブログ管理をしていて、どんなキーワードで検索されたか知ることができるのですが、最近は「まちなか農園」じゃなくて「ぶれのわ」の情報を探してたどり着く方が多いようでface02icon10やっぱり美味しい食事処を捜し求めている人は多いんですね。

そこで今日ちょうど、前回の記事で紹介したリトルファーム今野家の今野さんと共に、細田さんの「ぶれのわ」にお食事に行ってきたのでご紹介しますicon28

今日は田舎そばのAセットをいただきました。
ちょうど今日から新そばに切り替わっていたときということで、
タイミング良かった!

最初は様々な野菜のピクルス。
そしておそば。
とっても味わい深くて甘みがします。
食感も良くておいしかったです。


今回の薬味はねぎと2種類の大根。
一つは日本の辛味大根と、
もう一つはラディノワールという表面が黒いフランスの辛味大根。
なのですりおろされた見た目も黒い粒粒があります。

「世界の辛味大根」を並べて紹介していました。


食後はキャラメルソースのかかったそばクレープ。(写真撮り忘れました・・・)
食用ホオズキが添えてありました。はじめてお目にかかります。
見た目もとてもかわいらしいし、甘みがあるし、クレープにとても合いました。
コーヒーもうまいですcup

庭も前に来たときよりかわいらしくなっていて、
どんどん変化するお店です。

ちょうど加美農高校からりんごを届けに来ていた先生ともお会いしました。
(りんごジュースを仕入れているようです。)

帰りはクレープをお土産に買って帰りました。
珍しいルバーブジャムの入ったクレープ。


ホームページも作っているとのことで、
興味のあるかたはぜひご覧になってみてください!
蕎麦とガレットの店 「蕎麦キッチン ぶれのわ」
ホームページURL:
http://www.geocities.jp/blenowa/index.html

*まちなか農園でお食事会&堤人形絵付けをした時の記事↓
http://matinakafarm.da-te.jp/e114519.html
ちなみに「ぶれのわ」でも2ヶ月に1度のペースで堤人形の絵付けを行っているそうです。

(Lisa)
  


Posted by まちなか農園 at 21:06Comments(3)農園仲間

2008年11月03日

【コラム1】 まちなか農園ができるまで ~研究時代~ 

「コラム」という形で、農園ができるまでの経緯を、ご紹介しています。

ブック コラム1:まちなか農園ができるまで

Ⅰ 研究時代

全ては、仙台市の外郭団体であった(今はなき)「仙台都市総合研究機構(以下SURF)」で、「杜の都に田園資源を活かす研究」というものが企画されたことから始まりました。

・市民研究員を交えての研究

研究は、公募で集まった市民研究員6人
市の職員のなかから、我こそはと集まった職員研究員3人
そしてSURFの研究員の2人、という計11人で進められました。
  
市民研究員は主婦から定年後の方、学生まで多種多様。私自身も学生時代に市民研究員として関わっていた立場です。田園資源とはなんぞや???ということから始まりましたが、最初はどこに行き着くのか全く検討がつきませんでした。
   
・日本各地の、素敵な農空間

最初の1年は、各地を視察したり、「土とのふれあい」について市民にアンケートを行ったりし、方向性を探りました。
  
視察の様子 (田尻町)


全国の先進的な取り組みやアンケート結果から、「農」の効能を大きく5つにまとめました。
  ● コミュニティ
  ● 環境・生物多様性
  ● 教育
  ● 健康・福祉
  ● 景観・地域


どんな事例があったか紹介すると、
≪高齢者・障害者福祉≫
高齢者のリハビリに農業を活用したり、一人一人の個性を生かした障害者の自立支援のツールとして「農」が利用されていました。

≪循環型環境・生物多様性の保全と創造≫
首都圏では、住宅地の一角の土地で、キウイを使ったヒートアイランド対策、家庭生ゴミの堆肥化、キウイをエコマネーにしたごみ交換リサイクルが行われ、それが地域コミュ二ティをつくる一助ともなっていました。

≪コミュニティの醸生≫
新たに開発された住宅地に棚田が作られ、旧住民と新住民が農を通じて交流していました。

棚田のある公園(東京都)


私自身がとても素敵だなと思っている、仙台市内「農」空間の事例を一つ紹介します。

太白区袋原の市民農園、リトルファーム今野家さんでは、畑のみではなく、保育やカフェの機能があったり、ワンコイン(500円)の講習会が行われていたり、障害者を受け入れていたりと農園利用者のものだけじゃない、地域の居場所となっていました。最近ではライブ等も行われたようです。
  
研究の当初バスで市内を巡った際訪れ、とても気になって、学校から自転車で何度か通わせていただいていました。
  
まちなか農園との共通点は、地域に住む人の力や知恵が、その中で活きているという点や、誰でも受け入れてくれる雰囲気があるということだと思います。
  
*河北新報さんを含む東北八新聞社協議会さんの特集「農ハウ」
  リトルファーム今野家さんが紹介されていました。
   http://www.nouhow.com/200808_kahoku.html
  *ちなみに「アーバンスコップ」も紹介されていました。ついでにご紹介。
    http://www.nouhow.com/200709_kahoku.html

・5つの提案
「農」にはどういう効能があるのか把握し、それを仙台市内でどのような形で活かせるか、5箇所で提案を行いました。そのなかには「アーバンスコップ」のある仙台駅東口、「まちなか農園藤坂」のある大手町・花壇の2つも含まれていました。研究1年目はここで終わりになります。

参考文献)仙台都市総合研究機構,2005 SURF研究報告 杜の都に田園資源を活かす研究 -“杜の都の居場所”をつくる「農」空間-,平成18年3月

(Lisa)
  

Posted by まちなか農園 at 20:20Comments(0)まちなか農園ができるまで